先週金曜日、代官山で行われたサッカーキング主催のイベント「日本サッカーの育成を語る!~U-19日本代表の予選突破祈願!~」に行ってきました。

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今回は、ユース年代のライターとして活躍されている安藤隆人さん、各年代の代表を経験し、現在はジェフ千葉所属の幸野志有人選手のお父さんでサッカーコンサルタントの幸野健さん、そして数々のプロサッカー選手を育てた前橋育英サッカー部監督の山田耕介さんのお三方がユース年代の話をしてくれました。



先月のAFC U-16選手権とアジア大会、そしてAFC U-19選手権とユース年代の大会が続くということもあり、会場には50人前後のサッカー好きが集結。
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白を貴重とした雰囲気の良い空間だったので話に集中することができた。


話題は、若年層年代での日本と海外の違いから始まり、皆さんの話の中で共通していたのは海外はやはり日本以上にストイックだということ。

長年、ユースの大会を取材している安藤さんは、アジアの大会でイラク代表が勝利した瞬間、選手達の喜びようが尋常ではなかったという自身の国を語った。
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戦争があり、国際的にも孤立気味だった祖国の期待を一身に背負い、戦っている。

同じ試合でも恵まれ過ぎている日本とは気持ちの持ちようがだいぶ違うようだ。

その差がここ最近の日本のユース年代の結果に出ている。




では、その恵まれ過ぎている日本でどのようにその差を埋めるのか?埋めれるのだろうか?


海外選手はオンもオフがしっかりしており、休む時はとことん休み、練習でも試合の時のように激しく120%の力を出す。

しかし、練習でも生活でも常に8割程の力を求められるのが日本社会。

常に安定した能力を出すのは素晴らしいことだが、これでは突出した能力のある選手が生まれなく、これはある意味、子供だけでなくて日本の社会の問題でもある。

平均的よりもいかにしてストロングポイントを伸ばせるか?
ハイプレッシャーの中で瞬時にいろんな判断ができるかどうか?

練習の中でいかに試合のような気持ちで取り組ませるかが問題だろう。

また、技術も大事だが、強い意志が大事。

それは、いろんな誘惑に打ち勝つ気持ち。





また、話題はアジアのユース年代のレベルについて。


アジアはU16まではレベル高いが、トップリーグが低いから伸びない。

アジアの国々は日本に勝つために強くなってきてる。日本はさらにその上を目指さなきゃいけない。


特に先日も負けたが、韓国との差は歴然。
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※JFAより


ボールを奪うパッション、シュート意識が違う。

また、2〜30年前の日本代表と同じようにこの年代の選手にも韓国に負けるのが染みつきはじめているのは問題だ。

くしくも今日開幕するAFC U-19選手権でも日本は韓国は同じグループに入った。

今回は、それをなんとか打ち負かして欲しい。





今月はU-19の他にA代表の親善試合もあり、テレビ局は非常に忙しい。

その放送スケジュールをまとめてみたので僕と同じように現地に行けない方は参考にしてください。


<テレビ放送スケジュール>


〜U-19日本代表〜
10/09 20:55
AFC U-19選手権 2014 グループステージ
U-19日本代表 vs U-19中国代表
テレ朝チャンネル2

10/11 17:55
AFC U-19選手権 2014 グループステージ
U-19ベトナム代表 vs U-19日本代表
テレ朝チャンネル2

10/13 17:55
AFC U-19選手権 2014 グループステージ
U-19韓国代表 vs U-19日本代表

10/23 21:25
AFC U-19選手権 2014
決勝.
テレ朝チャンネル2




〜日本代表〜
10/10 19:00
日本vsジャマイカ代表

フジテレビ

10/14 19:00
日本vsブラジル
TBS




このトークショーでお三方の話を聞いていると、心の奥底で眠っていた熱いものがこみ上げてきた。

本当に素晴らしいトークショーでした。

行ってよかった。

誘ってくれた友達ありがとう!



そして、U-19選手権がより楽しみになりました。


今夜21時から始まるU-19選手権は日本vs中国は本当にオススメです。

絶対負けたくないのでみんなで応援しましょう!!