昨日はブラインドサッカー世界選手権 グループリーグ3戦目の日本vsフランス戦だった。
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前日のグループリーグ2戦目のモロッコ戦に続き、早めに仕事を終わらせて試合会場へ向かった。



会場に着いたが、とにかく寒い。

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ついこの間までジャケット着ただけで汗をかいていたはずなのに急に寒くなったものだ。




この日の試合はグループリーグ突破をかけた大事な一戦。


ゴール裏のチケットは売り切れ、スタンドには、開幕戦と同じくらい入っている。
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スタンドから溢れんばかりの大歓声が選手の背中を押す。


今日は友人のおっちーこと落合主将が先発だったのでまわりは大興奮。相手の激しい当たりにも負けずに前線で体を張ってチャンスを作っていた。
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この日の相手のフランス代表はここまでモロッコと引き分け、パラグアイには0ー3で敗れ、1分1敗。

しかし、2012年ロンドンパラリンピックでは銀メダルを獲得し、昨年行われた日本代表のフランス遠征では敗れた強豪チーム。

ブラサカでは前線に1人攻撃力のある選手を配置することが多いが、この日のフランス代表は全員が長身で体も大きく、それぞれの選手が独特のドリブルで仕掛けてくるのでピンチの連続だった。
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前半は0ー0。


相手の攻撃に対してなんとか耐えたという表現が合う。

それだけピンチの連続にドキドキした。




そして、スタンドの僕らは寒さと戦っていた。


寒さがもうそろそろ限界と思ったハーフタイムにコールリーダーからある提案が出た。

『隣の人と手を繋ぎ、心の底からに声を出して日本コールをする』という一般の日本人からすると少し恥ずかしいという行為をしようという。

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コールリーダーは、ゴール裏のほうが声が出ると、わざとメインスタンドを煽り、両方交互に日本コールをさせて、最後に同じくらいだなと笑いに持っていく。うまい。
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結果的にこの一つの出来事が、寒さを忘れさせてくれ、後半、集中して試合を見ることができた。

なおかつ、試合中は声を出して応援はできないけど、心は一つというような一体感を生み出した。




そして、後半はモロッコ戦でもあったあの'第2PK'の連続だった。
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チームファールを4つとられてしまうとゴールから8m離れた位置から第2PKというチャンスを与えてしまうのだ。



だが、そのチャンスを先にものにしたのは日本代表だった。



ゴールが決まった瞬間、スタンドの全員が立ち、喜びを爆発。

よし、このままいけば1位通過で決勝トーナメントへ行ける。


と思った矢先、与えてしまった第2PKをフランスに決められてしまう。



結局、このまま試合終了し、1ー1の引き分け。



少し残念だったが、1勝2分のグループリーグ2位で決勝トーナメントへ進出が決定!


こちらは試合後の日本代表の様子。



その後、監督やコーラーの方はじめ、選手一人一人のコールをし、観客の前で決勝トーナメントでの意気込みを聞きました。
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いやぁ、やりましたね!

日本代表の皆さん、おめでとうございます!



そして、いよいよ明日午前11時から準々決勝 日本vs中国戦が行われます。



この勢いなら絶対に勝てるはず。

中国を破って、目標であったベスト4にみんなで行きましょう!


チケットはまだ売っているはずなので皆さん、ぜひぜひ会場へお越しください( ̄▽ ̄)


チケットや詳細は日本ブラインドサッカー協会公式サイト