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7月1日に開幕したメトフォンカンボジアリーグ2015だが、この日、早くも第4節を迎えた。
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前回の試合は9日。

その時の様子はこちら→7/9 敵地でカンボジアNo.1クラブと対戦~カンボジアリーグ第3節プノンペン・クラウンFC対カンボジアンタイガーFC~

ということは、中1日でリーグ戦が行われるということだ。 

1国の、しかも、トップリーグでこのようなことが起こるのは世界中を見ても僕はカンボジア以外に聞いたことがない。

今季のカンボジアリーグは当初、3月に開幕予定だったが、リオオリンピック予選、SEA GAMES(東南アジア版オリンピック) 、そしてA代表のロシアワールドカップ2次予選進出などが重なり、7月にずれ込んだ結果がこの「中1日」もしくは「中2日」での連戦というわけである。

 





普段、Jリーグや欧州サッカーを観ているファンからしたらありえないと思われるが、これがカンボジアの現状である。

しかも、7月だけでリーグ戦9試合。

さらに開幕戦はホームだったが、そこから7試合連続アウェイ戦。


だが、そんな環境の中でも結果は必ず求められる。




この日対戦したのは、昨年6位のナショナル・ディフェンス。(前身のトライアジアが昨年5位)
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リーグ戦の4位までがプレーオフに進出できるため、昨年は両チームともそれを目指ししのぎを削った相手だ。





試合会場はアウェイ・オールドスタジアムでの開催だった。

このオールドスタジアムといえば、第2節のボンンケット戦での試合が記憶に新しいが、特徴はなんといっても観客に子供が多いこと。

この日もソンハーくんは子どもたちに囲まれて大人気だったようです。
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しかし、子どもたちの容赦ない全力攻撃の前になすすべなく、敗れてしまったソンハーくん。
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本人いわく、「ピッチの上で選手がも戦っていたが、僕もスタンドで戦っていた」と声を荒らげて言っていたそうです。


そして、この日唯一の収穫はこの女性と話せたこと。この虎、やはり女好きなようです。
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なお、肝心の試合の様子はこちら

カンボジアンタイガー 1-2 ナショナルディフェンス
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両チームとも2人ずつの退場者を出すこととなったこのゲーム。選手にとっては前節から中1日の試合日程で、疲労がたまっていただけに、とても厳しい試合となった。
試合自体も、退場の場面をきっかけに乱闘寸前のシーンが生まれるなど、かなり荒れた試合展開であったといえる。

しかし、途中出場した選手兼監督・木原正和のフリーキックに吉原正人がヘディングで合わせてゴールを奪ったシーンや、木原正和が華麗なドリブルでスタジアムをわかせるなど、見どころは多い試合であった。
それでも、結果としてタイガーFCは第2節から3連敗となっただけに、次節こそは勝ち点3を獲得し、上位争いにしがみつきたいところ。
 



現在の順位表
MCl-2014-week-4
 

優勝を争うクラウン、ナーガが順調に勝ち点を積み重ねる中、タイガーFCは3連敗で順位が9位となった。

しかし、上位との勝ち点差はそんなに開いていないので、上位へ進出できる可能性はまだ十分にある。

これから数試合は中位~下位チームとの連戦なのでここで連勝し、プレーオフ争い、そして優勝争いに加わってほしいところだ。



次節は7月15日(水)日本時間17:30キックオフでアウェイでキリボンと対戦予定。


応援、よろしくお願いします!