昨日、メトフォンカンボジアリーグ第16節キリボン戦が行われた。
9月のリーグ戦は全部で5試合あるが、全てホーム開催。
今回はそのうちの2試合目。(1試合目はarmyと対戦し、2-0で勝利)
この日の対戦相手であるキリボンは現在、最下位に沈んではいるものの、後期より外国人選手を補強し、強豪ボンケット相手に0-2で敗れはしたものの、健闘を見せるなど侮れない相手である。
この日は、先日の炊き出しで訪れた孤児院はじめ、6ケ所の孤児院を柳内さん達が回ってくれたおかげで合計220名もの子供たちをスタジアムへ招待することができました。
子供たちにとっては、今日が人生初のサッカー観戦。僕達スタッフも彼らにサッカーの楽しさや魅力を知ってもらおうと試合前から気合いを入れて準備にとりかかりました。
そして、試合直前にコンポンチャム出張から帰ってきたソンハーくんを先頭に選手入場。
と、この写真を見ると後方に見えるスタンドががらがらなのが気になりますよね。
これはアウェイ・キリボン側のスタンドです。
なので、新スタジアム建設などで試合会場が6つに増えた今季もその名残りがまだあり、どの試合もホームとアウェイどちらも均等でなければいけないというルールがあります。
なのでスタンドもそれぞれ半分半分に区切られているので、この写真のようにがらがらに見えるのです。
こちらはホーム・タイガーFC応援側。普段来る一般のタイガーサポーターに混じって、招待した子供たちがスタンドをオレンジ色に染めてくれたおかげでいい雰囲気!
たくさんの子供たちが見つめる中、キックオフ!
今にも雨が降りそうな天候だったが、ディフェンス陣同様、最後まで降らずに持ちこたえてほしい。
そして、前半14分、カンボジアンタイガーFCが先制!決めたのはFW吉原正人選手!タイガーFCの先制ゴールにスタンドは大盛り上がり!
吉原選手は、先月ケガをして試合に出場することができなく、悔しい思いをした。その分、後期にかける思いは人一倍強かったはず。チームが快進撃を続ける中、僕は苦しみながらもめげずにリハビリをしていた彼の姿を見ていたのでこのゴールは本当に嬉しかったし、駆け寄ってきたチームメイトも僕以上に嬉しかっただろう。
だが、この先制点で波に乗るかと思いきや、3分後に味方ディフェンダーのミスから同点ゴールを決められてしまい、1-1。
ゴールからだいぶ遅れてゴール時の音楽が静まり返ったスタジアムに鳴り響く。
この日の天候と同じようになんともいえない雰囲気になってしまった。
だが、この悪い流れを断ち切ったのはまたもや吉原選手だった。
同点ゴールを許した6分後、左サイドでボールをうけ、相手ディフェンダーがついていながらもタイミングを見計らって右足を振り切り、ボールはゴール右隅に突き刺さった。
子供たちが大興奮!
このゴールのおかげで2-1と勝ち越して、ハーフタイムを迎えることができた。
この日のハーフタイムのイベントは2つ
1つ目はカンボジア在住のフリースタイルで有名なYu Kobayashi さんが音楽に合わせて自慢の技を披露してくれました。
まるで体の一部かのようにボールを自由自在に扱い、観客は釘付けになっていた。
フリースタイルはカンボジアではほとんど見ることができない。
ユニフォームを着ていたので子供たちの中には彼を選手だと思っていた子もいました。
最後はソンハーくんが乱入し、トライしたものの、うまくできずに笑いが起きました。笑
Kobayashiさんありがとうございました。是非また、スタジアムでやってもらいたいですね。
ハーフタイムイベント2つ目はタイガーガールとソンハーくんによるダンス。
今回は、スタンドにいる子供たちと一緒にダンスをするというこれまでのかっこいいダンスとはまたひと味違った和やかな雰囲気の中、行われました。
このダンスの趣旨は「笑顔」。
なので、多少間違っていても問題はなく、楽しそうにダンスしている子供たちを見て僕達はじめ、観客の皆さん笑顔になることができました。
最後にみんなで記念撮影。
これまでは自分達が作り上げたダンスやショーを披露していましたが、こういった観客参加型のイベントも悪くないですね。
カンボジア人はシャイなので最初は子供たちが集まるか不安でしたが、子供たちのおかげで大成功でした。
そして後半、タイガーFCはピンチを迎える。
ペナルティエリア内で右サイドバックのキリンが相手を倒してPKを取られてしまった。
決められたら2-2の同点に追いつかれてしまう。
GKは、この日久しぶりに先発出場していたマイ。
この絶体絶命のピンチだったが、なんと、マイが相手のシュートに反応し、PKセーブ!
マイの活躍にスタンドからは、この試合1番の大歓声が沸いた。そして、子供たちから「マイコール」が自然発生。本当に鳥肌モンの瞬間でした。
その後、子供たちの応援に拍車がかかり、吉田GMが選手紹介のボードを持って子供たちの前に行き、選手コールを促す。それに合わせて、「マサ(木原)」、「マサト(吉原)」はじめ、「キリン」、「ヴィラック」などいいプレーをした選手達にコールをした。
嬉しそうに選手の名前を呼びながら応援する子供たちの姿を見ていると、もう何年も前からタイガーのサポーターからのように思えてきた。それくらい彼らの声援は大きく、力強かった。
最後は、木原選手兼監督が決めて3-1で勝利。子供たちに勝利をプレゼントすることができて本当に良かった。
試合後、一番人気はやはりGKマイだった。子供たちのみならず、西洋人のボランティアの引率者の方々もマイに写真をせがんでいた。
ピッチに降りて大はしゃぎな子供たち。
最後は全員で記念撮影。
今回のこの「子供たちをスタジアムへ招待企画」の実現のために尽力を尽くしてくれた重松さん、柳内さんはじめ、皆様本当にありがとうございました。
皆様の力がなかったら実現しておりませんでした。本当に感謝しています。
プロサッカー選手の試合は、子供たちの目にどう映ったのかは聞けなかったが、彼らが終始笑顔で頑張って応援してくれていた姿を見ていると、本当に楽しんでくれていた。
サッカーを通して、子供たちはじめ、来てくれた人たちを笑顔をするというカンボジアンタイガーFCの夢が表現できた試合でした。
今後もカンボジアの人たちのために面白い企画を継続して実施していきたいと思います。
※写真提供
・7/25 嵐の中での決意 カンボジアリーグ第8節ナーガ・コープFC vs カンボジアンタイガーFC
・8/12 HTにカンボジアリーグ初の試み!【首位攻防2連戦その①】カンボジアリーグ第13節カンボジアンタイガーFC対ボンケットアンコールFC
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・9/12 子供たちの笑顔が生んだスーパーゴール ~カンボジアリーグ第15節vsナショナルディフェンス~
※太字は注目試合
【リアルサカつくを体験しよう!】~カンボジアンタイガーFC×HIS共同企画~「カンボジア スタディツアー」
9月のリーグ戦は全部で5試合あるが、全てホーム開催。
今回はそのうちの2試合目。(1試合目はarmyと対戦し、2-0で勝利)
この日の対戦相手であるキリボンは現在、最下位に沈んではいるものの、後期より外国人選手を補強し、強豪ボンケット相手に0-2で敗れはしたものの、健闘を見せるなど侮れない相手である。
この日は、先日の炊き出しで訪れた孤児院はじめ、6ケ所の孤児院を柳内さん達が回ってくれたおかげで合計220名もの子供たちをスタジアムへ招待することができました。
子供たちにとっては、今日が人生初のサッカー観戦。僕達スタッフも彼らにサッカーの楽しさや魅力を知ってもらおうと試合前から気合いを入れて準備にとりかかりました。
そして、試合直前にコンポンチャム出張から帰ってきたソンハーくんを先頭に選手入場。
と、この写真を見ると後方に見えるスタンドががらがらなのが気になりますよね。
これはアウェイ・キリボン側のスタンドです。
去年までカンボジアリーグは2会場でのみ試合を行なっていたため、ホームとアウェイという概念が存在していませんでした。
なので、新スタジアム建設などで試合会場が6つに増えた今季もその名残りがまだあり、どの試合もホームとアウェイどちらも均等でなければいけないというルールがあります。
なのでスタンドもそれぞれ半分半分に区切られているので、この写真のようにがらがらに見えるのです。
また、得点時もホーム、アウェイ関係なく同じ音楽を流さなくてはいけません。(以前、タイガーFCのゴール時の曲を変えたら失点時も同じ音楽を流されました。笑)
こちらはホーム・タイガーFC応援側。普段来る一般のタイガーサポーターに混じって、招待した子供たちがスタンドをオレンジ色に染めてくれたおかげでいい雰囲気!
たくさんの子供たちが見つめる中、キックオフ!
今にも雨が降りそうな天候だったが、ディフェンス陣同様、最後まで降らずに持ちこたえてほしい。
そして、前半14分、カンボジアンタイガーFCが先制!決めたのはFW吉原正人選手!タイガーFCの先制ゴールにスタンドは大盛り上がり!
吉原選手は、先月ケガをして試合に出場することができなく、悔しい思いをした。その分、後期にかける思いは人一倍強かったはず。チームが快進撃を続ける中、僕は苦しみながらもめげずにリハビリをしていた彼の姿を見ていたのでこのゴールは本当に嬉しかったし、駆け寄ってきたチームメイトも僕以上に嬉しかっただろう。
だが、この先制点で波に乗るかと思いきや、3分後に味方ディフェンダーのミスから同点ゴールを決められてしまい、1-1。
ゴールからだいぶ遅れてゴール時の音楽が静まり返ったスタジアムに鳴り響く。
この日の天候と同じようになんともいえない雰囲気になってしまった。
だが、この悪い流れを断ち切ったのはまたもや吉原選手だった。
同点ゴールを許した6分後、左サイドでボールをうけ、相手ディフェンダーがついていながらもタイミングを見計らって右足を振り切り、ボールはゴール右隅に突き刺さった。
子供たちが大興奮!
このゴールのおかげで2-1と勝ち越して、ハーフタイムを迎えることができた。
この日のハーフタイムのイベントは2つ
1つ目はカンボジア在住のフリースタイルで有名なYu Kobayashi さんが音楽に合わせて自慢の技を披露してくれました。
まるで体の一部かのようにボールを自由自在に扱い、観客は釘付けになっていた。
フリースタイルはカンボジアではほとんど見ることができない。
ユニフォームを着ていたので子供たちの中には彼を選手だと思っていた子もいました。
最後はソンハーくんが乱入し、トライしたものの、うまくできずに笑いが起きました。笑
Kobayashiさんありがとうございました。是非また、スタジアムでやってもらいたいですね。
ハーフタイムイベント2つ目はタイガーガールとソンハーくんによるダンス。
今回は、スタンドにいる子供たちと一緒にダンスをするというこれまでのかっこいいダンスとはまたひと味違った和やかな雰囲気の中、行われました。
このダンスの趣旨は「笑顔」。
なので、多少間違っていても問題はなく、楽しそうにダンスしている子供たちを見て僕達はじめ、観客の皆さん笑顔になることができました。
最後にみんなで記念撮影。
これまでは自分達が作り上げたダンスやショーを披露していましたが、こういった観客参加型のイベントも悪くないですね。
カンボジア人はシャイなので最初は子供たちが集まるか不安でしたが、子供たちのおかげで大成功でした。
そして後半、タイガーFCはピンチを迎える。
ペナルティエリア内で右サイドバックのキリンが相手を倒してPKを取られてしまった。
決められたら2-2の同点に追いつかれてしまう。
GKは、この日久しぶりに先発出場していたマイ。
この絶体絶命のピンチだったが、なんと、マイが相手のシュートに反応し、PKセーブ!
マイの活躍にスタンドからは、この試合1番の大歓声が沸いた。そして、子供たちから「マイコール」が自然発生。本当に鳥肌モンの瞬間でした。
その後、子供たちの応援に拍車がかかり、吉田GMが選手紹介のボードを持って子供たちの前に行き、選手コールを促す。それに合わせて、「マサ(木原)」、「マサト(吉原)」はじめ、「キリン」、「ヴィラック」などいいプレーをした選手達にコールをした。
嬉しそうに選手の名前を呼びながら応援する子供たちの姿を見ていると、もう何年も前からタイガーのサポーターからのように思えてきた。それくらい彼らの声援は大きく、力強かった。
最後は、木原選手兼監督が決めて3-1で勝利。子供たちに勝利をプレゼントすることができて本当に良かった。
試合後、一番人気はやはりGKマイだった。子供たちのみならず、西洋人のボランティアの引率者の方々もマイに写真をせがんでいた。
ピッチに降りて大はしゃぎな子供たち。
最後は全員で記念撮影。
今回のこの「子供たちをスタジアムへ招待企画」の実現のために尽力を尽くしてくれた重松さん、柳内さんはじめ、皆様本当にありがとうございました。
皆様の力がなかったら実現しておりませんでした。本当に感謝しています。
プロサッカー選手の試合は、子供たちの目にどう映ったのかは聞けなかったが、彼らが終始笑顔で頑張って応援してくれていた姿を見ていると、本当に楽しんでくれていた。
サッカーを通して、子供たちはじめ、来てくれた人たちを笑顔をするというカンボジアンタイガーFCの夢が表現できた試合でした。
今後もカンボジアの人たちのために面白い企画を継続して実施していきたいと思います。
※写真提供
CHUGA-PONさん
しげまつひろしさん(秀ちゃんラーメン)
高濱直也さん
<カンボジアリーグ参戦中の日系クラブ・カンボジアンタイガーFC情報>
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・8/15 カンボジアの子供たちの夢と希望に・・・【首位攻防2連戦その② 今季初の満員御礼!】カンボジアリーグ第14節カンボジアンタイガーFC対プノンペン・クラウンFC
・9/12 子供たちの笑顔が生んだスーパーゴール ~カンボジアリーグ第15節vsナショナルディフェンス~
【リアルサカつくを体験しよう!】~カンボジアンタイガーFC×HIS共同企画~「カンボジア スタディツアー」
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