昨日は、ホームでスヴァイリエンFC戦だった。
前回対戦した7/22のアウェイ戦では、相手サポーターで満員のスタジアムで完全アウェイという環境の中で苦しい展開だったが、終盤に同点に追いつき、2-2の引き分けに持ち込むことができた。
スヴァイリエンFCは、政府系のクラブでカンボジアの中でもボンケット、クラウンに続く人気チーム。
2月に行われたフンセンカップでは優勝し、シンガポールカップに出場し、アルビレックス新潟シンガポールと対戦(1-2で敗戦)するなど、カンボジアを代表するクラブのひとつである。
※フンセンカップ・・・カンボジア人のみ出場できる大会
※シンガポールカップ・・・東南アジアのクラブを招待し、毎年行われているカップ戦。
今回、そんな人気チームをホームに迎えることとなった。
前節のBBU戦後から試合告知のためのチラシを制作し、フットサル場はじめ、学校、他のスタジアム周辺などを動きまわり、精力的に配布。
前回対戦した7/22のアウェイ戦では、相手サポーターで満員のスタジアムで完全アウェイという環境の中で苦しい展開だったが、終盤に同点に追いつき、2-2の引き分けに持ち込むことができた。
スヴァイリエンFCは、政府系のクラブでカンボジアの中でもボンケット、クラウンに続く人気チーム。
2月に行われたフンセンカップでは優勝し、シンガポールカップに出場し、アルビレックス新潟シンガポールと対戦(1-2で敗戦)するなど、カンボジアを代表するクラブのひとつである。
※フンセンカップ・・・カンボジア人のみ出場できる大会
※シンガポールカップ・・・東南アジアのクラブを招待し、毎年行われているカップ戦。
今回、そんな人気チームをホームに迎えることとなった。
前節のBBU戦後から試合告知のためのチラシを制作し、フットサル場はじめ、学校、他のスタジアム周辺などを動きまわり、精力的に配布。
発展途上国では、スポーツで活躍をすると英雄になれ、生活が一生が保障されるという話をよく聞く。
だが、カンボジアには世界的に活躍するスポーツ選手は存在しないため、まだスポーツ(特に国内リーグ)にお金を払って見に行くという文化が浸透していない。 ※唯一、有名なのはテコンドーでアジア大会優勝した女子選手のみ。
カンボジアリーグの試合告知をしても無料でないといかないという声が多く、なかなか反応は薄いのが現状である。だが、今回はサッカー好きが集まるような場所を中心に訪れ、誘ってみることにした。
そして試合当日、対戦相手の人気もあってか、スタジアムは予想を超える人数のお客さんが集まった。
また、この試合だが、ユニフォームサプライヤーのNTスポーツさんのご協力で急遽、ユニフォーム型シャツをチケットとセットで破格の2.5ドルで販売。クラブのfacebookページには書き込みが殺到し、試合開始2時間前には既にたくさんのサポーターが詰めかけていた。
こちらが今回の特典のユニフォーム型シャツ。日本でいうコンフィットシャツのような生地で胸にはNTスポーツのロゴ。正直、デザインは非常に微妙だったが、素材はなかなかよく、今回わずか1ドルで購入できた人はラッキーだと思う。
<カンボジアンタイガーFC先発メンバー>
また、この試合から日本へ生放送を開始。Wi-Fiが途切れてしまったりなど問題は多く、まだ試行錯誤中だが、予想フォーメーションを紹介するなど普段の応援番組の倍以上の人に見てもらうことができた。
この試合だが、木原選手兼監督が今季初めてベンチに入らず、監督に専念することになった。
木原監督は、選手としての実力はチーム内、そしてカンボジアリーグ内でも頭一つ抜けている。
普段は、「交代オレ」という最高のカードを準備し、後半に自らが出場してチームに勝利をもたらすことができたが、この日は監督業に専念。
試合前のミーティングで「今日の試合にオレは出れないけど、ずっと前に出てお前たちと一緒に戦うから」と言っていたのが印象的だった。
「強い気持ちを持って戦う」
そんな力強い言葉で選手たちに伝えた彼の目はやる気に満ちてあふれていた。
この試合のタイガーFCは、5バックの守備的布陣で臨んだ。
自陣でボールをカットするまではいいが、その後、中盤でボールがなかなかおさまらないので攻撃に人数もかけられない。
一方のスヴァイリエンは、前線のアフリカ人選手をターゲットにし、少ない手数でゴール前まで運び、チャンスを作る。
タイガーFCも少ないながらもチャンスを作るが、肝心なところで決めきれない。
この展開に監督も相当ストレスが溜まっていたに違いない。
次々と選手交代をするなど、打開策を探ったものの、カンボジア代表の中心選手であるウドンにも決められるなどいいところなく、0-3で敗戦。
この試合、GK吉田康幸選手を中心に守備陣はある程度耐えられたが、攻撃陣の連携がいまひとつで終盤に立て続けに失点するなど課題の多かった試合だった。
試合後に木原監督と吉田康幸選手兼コーチに話を聞いた。
だが、彼らから返ってきたのは意外な言葉だった。
今日の敗戦は残念だが、気持ちは次の試合に備えて既に切り替えているという。
だが、彼らから返ってきたのは意外な言葉だった。
今日の敗戦は残念だが、気持ちは次の試合に備えて既に切り替えているという。
連戦が続くこの時期に一番大事なのはメンタル面。
今日できなかった部分をしっかりと確認し、次に切り替えていこうと選手たちにも話したようだ。
次はわずか2日後、相手はタイガーFCとは勝ち点差2で4位のナーガ・ワールドFC。
ナーガの中心は深澤、伴選手の両日本人MF。
負けは絶対に許されない。
負けは絶対に許されない。
今季最大の大一番のナーガ戦は27日(日本時間)17時半キックオフ。
次回も生放送予定なので是非、ご視聴ください。※日本国内でも視聴可能
よろしくお願いします!
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