こんばんは
今日は大晦日ですね。
皆さんは、どんな大晦日をお過ごしでしょうか。
僕はマドリードの空港で次のフライトの搭乗を待っています。

21日には都内でシーズン報告会を開催。
報告会意外にも今シーズン、お世話になった方々を中心にいろんな人とお会いしました。
半年前までは、日本国内での認知度はほぼ皆無で、サッカー仲間ですらほとんど知らないという状態だった。

ひたすら走り抜け、気がついたらシーズンが終わっていた。

10年前に初めてカンボジアを訪れたが、そこはもう何でもありの無法地帯だった。


あの頃の思いを忘れずに発信し続けていれば、現実になることを証明することができた。

今日は大晦日ですね。
皆さんは、どんな大晦日をお過ごしでしょうか。
僕はマドリードの空港で次のフライトの搭乗を待っています。
最後の記事から随分と時間が経ってしまいましたが、ようやく更新することができました。
2015年12月11日
この日はカンボジアリーグ2015 プレーオフ3位決定戦2ndレグ 対ボンケット・アンコールFC戦。
カンボジアンタイガーFCにとって今季最後の試合だった。

結果は1-2で敗戦。
後半ロスタイムにミスから決勝点を献上したものの、選手たちは最後の最後まで諦めずに戦う姿勢を見せてくれた。
後半ロスタイムにミスから決勝点を献上したものの、選手たちは最後の最後まで諦めずに戦う姿勢を見せてくれた。
結果、カンボジアリーグ参入初年度は、
レギュラーシーズン(リーグ戦)は12チーム中3位
※プレーオフは4位
という成績でした。
その後、ウエスタンFCのトップチームとの戦略的統合を発表などがあり、日本には12月半ばに帰国。
21日には都内でシーズン報告会を開催。

報告会意外にも今シーズン、お世話になった方々を中心にいろんな人とお会いしました。
そこで驚いたのが、クラブの認知度。
半年前までは、日本国内での認知度はほぼ皆無で、サッカー仲間ですらほとんど知らないという状態だった。
だが帰国すると、地方の方はじめ、タイや欧州など海外に住んでいるの方々にも「ニコ生で試合見ているよ」とか、「いつも試合結果はチェックしている」と声をかけられることもしばしば。徐々にではあるが、着実に認知度は上がってきていることを実感し、嬉しい反面、求められるものもより大きくなってきていると感じた。
来年は、今年以上のモノを創り出していきたい。
そして、今季を振り返ってみることにする。
僕がカンボジアを訪れたのは6月15日。
当初の目的は、本のネタ作りのための旅行だった。
カンボジアへは、W杯2次予選に進出したカンボジア代表戦の観戦やタイガーFCの「練習試合のハーフタイムにボーリングのピンでイベントをやる」というのが目的。

しかし、現地で他のスタッフと活動しているうちに「このチームのために自分も貢献したい」という思いが強くなり、ただひたすらできることを実行した。
加藤オーナーと吉田GMのおかげで働けることになったが、あの瞬間は一生忘れない。
うまく説明できないが、これまでの人生の中でも例えが見つからない異次元の喜び。間違いなく今年のターニングポイントだった。本当に感謝しています。
うまく説明できないが、これまでの人生の中でも例えが見つからない異次元の喜び。間違いなく今年のターニングポイントだった。本当に感謝しています。
そして、ここからが本当の戦いだった。
スタジアムすら完成していなく、いろんな問題も山積みだったが、心だけは希望に満ち溢れていた開幕戦前夜
カンボジアNo.1のアウェイ戦で終盤に追いつきなんとか勝点1を手土産に帰りに立ち寄った田舎で選手たちと立ち小便をしながら見た星空
試合前にありえないくらいの大雨が降り、」開催自体が危ぶまれたが、なんとか勝利し、試合後に木原監督兼選手が「狩野さんのために勝ちました!」と言ってくれて嬉しかったナーガ戦
ホーム・ウエスタンスタジアムに初の満員の観客を迎え、王者クラウンを相手に無失点で抑えた後の選手たちのやりきった表情
AEUとのリーグ最終戦でプレーオフ進出を決め、試合終了のホイッスルとともに皆で喜びを爆発させた瞬間
プレーオフ準決勝で敗れ、年間王者になるという最大の目標が絶たれ、試合後に皆で流した涙
シーズン終了後、退団する選手達に最後のインタビューをすると、不平不満などは一切なく、チームへの愛を語ってくれた瞬間
ひたすら走り抜け、気がついたらシーズンが終わっていた。
だが、どの瞬間も僕にとってはかけがえいのない経験となった。
そして、何よりも試合に来てくれる人たちの笑顔を見ることができたが1番の財産。彼ら彼女たちの笑顔のおかげで僕達も幸せな気持ちになることができた。

10年前に初めてカンボジアを訪れたが、そこはもう何でもありの無法地帯だった。

今年はサッカーを通してカンボジアの人たちを笑顔にするという当時の思いが現実になった。

あの頃の思いを忘れずに発信し続けていれば、現実になることを証明することができた。
今シーズン、カンボジアンタイガーFCに関わった全ての皆さん、本当にありがとうございました。
こう思い返してみると、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年は日本、カンボジアの人々ともっともっと感動を共有したいと思っています。
チームとしても、個人としてもさらなる高みを目指すので応援よろしくお願いします。

※当初の予定では、2015年末にタイガーFCでの活動をまとめた本を出す予定でしたが、来年まだまだ飛躍しそうな予感があるのでとりあえず1年間延期します。笑
現在、これまでの10年間で観てきた世界中のサッカー観戦をまとめたものを書いています。詳細は後日アップ予定。
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