2016年3月11日
東日本大震災から5年が経ったこの日、愛媛県である映画が上映された。
震災の影響を受けた福島県にある学校のマーチングバンド『Seeds+(シーズプラス)』がサッカーの絆を通じて復活した様子を描いた「MARCH」だ。
上映当日、会場である松山市民体育館は、450人もの人が集まったようだ。
だが、この映画の上映されるまでの道のりは決して平たんではなかった。
その様子はジャーナリストの宇都宮徹壱さんが書いてくれています。
→Jリーグが後援する映画『MARCH』とは? 震災から5年、サッカーによる復興支援
東日本大震災から5年が経ったこの日、愛媛県である映画が上映された。
震災の影響を受けた福島県にある学校のマーチングバンド『Seeds+(シーズプラス)』がサッカーの絆を通じて復活した様子を描いた「MARCH」だ。
上映当日、会場である松山市民体育館は、450人もの人が集まったようだ。
だが、この映画の上映されるまでの道のりは決して平たんではなかった。
その様子はジャーナリストの宇都宮徹壱さんが書いてくれています。
→Jリーグが後援する映画『MARCH』とは? 震災から5年、サッカーによる復興支援
そして3月14日
ついにJFAで上映会を開催したようです。
愛媛に続き、この日も満員御礼。日本全国からマイチームのユニフォームを着たたくさんのサポーターが集まってくれたようです。
震災で辛い思いをした彼女たちの夢を何とか実現しようとサッカー仲間が立ち上がり、本当に多くの人が関わったこの映画。
今思えば、震災当時に一番重要視していたのは言葉や文章よりもまずは「映像」を撮り、多くの人に見てもらうことだった。
テレビなどの報道だけでは決して見ることのできないドラマがそこにあり、一人でも多くの人にそれを知ってもらいたかった。
それが5年経って、このような素晴らしい映画となって世に出てきたのは本当にすごいことだと思う。
今後は以下の都市での試写会を予定している。
【今後の上映スケジュール】
3月19日 福島県南相馬市
3月20日 宮城県名取市閖上
3月28日 千葉県柏市
ツンさんはじめ、製作者の方々いわく、映画は作って終わりではない。
この映画をより多くの人々に見てもらい、震災について少しでも考えてもらえるきっかけとなることが本当の目的。
今後の目標は、全国47都道府県で試写会を開催し、そこから各個人が自主上映会ができるようにつなげたい。
もちろん、その上映をする際の映像レンタル代は有償になるが、経費を除いた収益部分は南相馬のマーチングバンドseeds+の活動費等に充てられるという。
震災から5年が経ち、募金はじめ、ボランティアの数が減るなど、直接的な支援が年々少なくなっている。
ここプノンペンの日本人社会でも、震災の話を煙たがられ、「震災はもう終わった」と思っている人もいて、それに遭遇するたびに寂しさを感じる。
また、日本社会でも同様のことをよく耳にする。
だからこそ今、この映画を様々な場所でより多くの人に観てもらう「観る支援」という新たな支援方法を活用してみてはいかがだろうか。
映画は現在、ベルリンで行われる世界的な映画祭にはじめ、世界中の映画祭に出品すべく、メンバーがかけあっているという。
これまで築き上げてきたサッカーのキヅナを通じた多くの人が人力を尽くしたこの映画。
今後の震災復興のシンボル、そしてフットボール映画の日本代表として世界へ羽ばたき、世界中のより多くの人に届くことを願う。
この映画の詳細はこちら
http://seedsplus.main.jp/しbんb
ついにJFAで上映会を開催したようです。
愛媛に続き、この日も満員御礼。日本全国からマイチームのユニフォームを着たたくさんのサポーターが集まってくれたようです。
震災で辛い思いをした彼女たちの夢を何とか実現しようとサッカー仲間が立ち上がり、本当に多くの人が関わったこの映画。
映画MARCH予告(英語版)3月8日に映画MARCHは完成しました。9ヶ月かかりました。愛媛の皆さん、全国の皆さんのおかげです。愛媛smile委員会の呼びかけで個人、企業、グループ300件以上の協賛で作りました。「みんなの映画」ですありがとうございます。僕は東北の5年目の追悼式に出るため愛媛には行けませんでしたが、3月11日に日本初の完成試写会を愛媛smile委員会主催で松山で開催。平日夜にもかかわらず、450名以上の方に参加して頂いたと聞きました、すごいことです。本当にありがとうございますこの映画は作って終わりではありません。「観る支援」日本中、世界中に届けて、「福島の今」「夢をあきらめない」「愛媛発で出来たサッカーのキヅナ」を伝えたいと思っています。ここからは本当の勝負です。どれだけ沢山の場所にこの映画を届けられるか?愛媛の皆さんとの約束、愛媛発のこの映画を海外上映できるか?いま僕らの仲間がこの映像を持ってベルリンの映画祭に行ってます。9カ国のバイヤーにこの映像を見せると思います。海外の映画祭への出品、そのための準備(多言語の字幕化)。無料の試写会を全国で。そして有料でお貸し出しする自主上映会を経て、その収益が南相馬で頑張るseeds+へ。何年続くかわかりませんが、ここからが勝負です。皆さんのチカラを少しづつ貸してください
Hirokazu Tsunodaさんの投稿 2016年3月16日
今思えば、震災当時に一番重要視していたのは言葉や文章よりもまずは「映像」を撮り、多くの人に見てもらうことだった。
テレビなどの報道だけでは決して見ることのできないドラマがそこにあり、一人でも多くの人にそれを知ってもらいたかった。
それが5年経って、このような素晴らしい映画となって世に出てきたのは本当にすごいことだと思う。
今後は以下の都市での試写会を予定している。
【今後の上映スケジュール】
3月19日 福島県南相馬市
3月20日 宮城県名取市閖上
3月28日 千葉県柏市
ツンさんはじめ、製作者の方々いわく、映画は作って終わりではない。
この映画をより多くの人々に見てもらい、震災について少しでも考えてもらえるきっかけとなることが本当の目的。
今後の目標は、全国47都道府県で試写会を開催し、そこから各個人が自主上映会ができるようにつなげたい。
もちろん、その上映をする際の映像レンタル代は有償になるが、経費を除いた収益部分は南相馬のマーチングバンドseeds+の活動費等に充てられるという。
震災から5年が経ち、募金はじめ、ボランティアの数が減るなど、直接的な支援が年々少なくなっている。
ここプノンペンの日本人社会でも、震災の話を煙たがられ、「震災はもう終わった」と思っている人もいて、それに遭遇するたびに寂しさを感じる。
また、日本社会でも同様のことをよく耳にする。
だからこそ今、この映画を様々な場所でより多くの人に観てもらう「観る支援」という新たな支援方法を活用してみてはいかがだろうか。
映画は現在、ベルリンで行われる世界的な映画祭にはじめ、世界中の映画祭に出品すべく、メンバーがかけあっているという。
これまで築き上げてきたサッカーのキヅナを通じた多くの人が人力を尽くしたこの映画。
今後の震災復興のシンボル、そしてフットボール映画の日本代表として世界へ羽ばたき、世界中のより多くの人に届くことを願う。
この映画の詳細はこちら
http://seedsplus.main.jp/しbんb
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