"鬼門"

この言葉はスポーツの世界でよく聞くが、元々は中国から伝来してきた考え方であり、本当は方位(北東)のこと。呪術的な意味合いをも持っていたために現代ではよくないことが起こりやすい場所などに例えられるようになった。




今日は朝からベガルタ仙台のアウェイ遠征に行ってきた。

遠征先は静岡県。
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※写真は途中、通った熱海



そう、対戦相手の清水エスパルスは、ベガルタ仙台史上最も苦手とするチーム。特にアウェイのIAIスタジアム(通称:日本平)では勝利おろか、勝点すら取れていない。(リーグ戦での成績)


そんなことはわかっている。

わかってはいたが、気づいたら電車に乗ってしまったのだ。



アウェイ清水戦は1ー5で大敗した2010年以来、4年ぶり。

今回は車ではなく、都内から鈍行に揺られ、ゆっくり向かった。



試合開始45分前に清水駅に到着。
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駅構内はエスパルス一色


そして、清水といえば、"ちびまる子ちゃん"
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駅でまるちゃんとたまちゃんが出迎えてくれました。


清水駅からはスタジアムまでシャトルバスを利用。
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片道310円
往復620円



途中、名前は忘れたが、観光客がよく寄るショッピングセンターの前を通り
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およそ20分程でスタジアムに到着
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こちらは、グッズ売り場
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フェイスペイント
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有名なのか?煮込みカレー
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試合直前だったせいかそんなに人はおらず、正直、どれもあまり魅力的に見えませんでした。


唯一面白いと思ったのはこの劇場版•相棒のポスター
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1人だったこともあり、メインスタンドのアウェイ寄りの端でひっそりと観戦。
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清水のゴール裏は相変わらず心地よいサンバの音が聞こえてきて盛り上がってました。
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アウェイ•仙台のサポーターはいつもより少なめ
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やはり鬼門だからか?


この日の仙台はアウェイ白のユニ。
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白を着るとほんと勝てる気がしないのは僕だけでしょうか。。笑


それにしても日本平は本当に素晴らしいスタジアム。

スタンドの高さが高いため、どこから見ても見やすい。
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ただ、ゴール裏の1階は圧迫感があり、見にくい。
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そして、この日の清水エスパルスのメンバーを見たが、ネームバリューはなかなかだ。

ドイツ帰りの大前
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米国•メジャーリーグサッカーのDCユナイテッドからやってきたクロアチア人プレイヤーのヤコヴィッチ
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そして、昨季大宮の前半戦の快進撃の原動力となったスロベニア代表ノバコヴィッチ
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他にもユトレヒトから加入した高木善朗、ヘーレンフェンやフィテッセに在籍していた経験のあるオランダ人ヨンアピンなど、清水エスパルスは国際色豊かなチーム。

さらに仙台の天敵•村田や高木俊幸、六平光成など期待の若手もおり、羨ましい選手層だ。


実は開幕前、今年のダークホースは清水エスパルスではないかと思っていた。
(現在は4勝1分3敗で中位くらい)


こんなにいいスタジアムで世界で活躍してきた選手を真近で観れるなんて清水の人達はほんといい生活してますね。
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ちなみにこの試合の観客数は11000人越え。

清水の町中のいたるところにエスパルスのロゴやパルちゃんの姿を見ることができ、Jリーグが開幕してから20年でしっかりとサッカー文化が根づいていることを感じた。

めちゃくちゃ都会でもないこの地方都市で安定した人気を持つ清水エスパルス。

地方クラブの一つの理想像がそこにありました。




なお、試合は1ー0で清水エスパルスが勝利。

やはり鬼門でした。



★ふっとりっぷ費用★
交通費…新宿⇄清水往復4728円
チケット…3200円
シャトルバス…620円
おにぎり、お菓子…400円
合計8948円