明日、カンボジアリーグ第6節ナショナルポリス戦を迎える。

今季のカンボジアリーグは10チーム参加。(昨年は12チーム)

この試合で全体の3分の1が終わる。

ここまで2勝3敗で6位。

勝てる相手にはしっかりと勝っているが、チーム力が同じか上の強豪相手にはどうしても勝てていない。

だが前節、光明が見えた。




3週間前のボンケット戦で1-2で敗れはしたものの、チームとしての一体感を感じることができ、そしてこのチームはもっと強くなると確信できた。
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そして、クメール正月明けからこの2週間は一年で最も暑い時期。

そんな灼熱の中、選手たちはさらなる成長を遂げるべく、毎日練習に励んだ。

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足元の技術はないが競り合いには絶対の自信がある

テクニックがないが90分間走り切る体力がある

スピードはないがその分、判断力に長けている



選手の特徴はそれぞれ違うが、皆「カンボジアンタイガーFC」という同じチームに属している。


みんな自分の大切なチームメイト。



この選手たちと共に過ごした日々は人生の財産だ。

日々、練習に励む彼らの表情を見ながら充実した毎日を過ごせていることに感謝。


まだ早いかもしれないが、このメンバーで試合ができるのもあと13試合。


去年は、チームの一員だという余韻に浸る余裕もないくらいハイスピードで突き進んでいったが、今年は試合と試合の感覚が空いているので1試合1試合に集中し、カンボジアという地でサッカーに関われているありがたみを感じながら楽しむことができている。




明日はそんな貴重な試合日だ。

試合の日は、スタジアムで選手もスタッフも皆戦っている



そして、

得点が決まった瞬間

勝利のホイッスルを聞いた瞬間

グラウンドに降りていく時に見る嬉しそうな選手の表情を見た瞬間


あの一瞬に感じる一種の麻薬のような快楽を求めて皆戦うのだ







先日、バイクで練習に向かう時にふと思ったことがある。

毎日何気なく過ごしているが、実は21歳の頃に見た夢を生きているということ。

今の僕はあの頃、夢見た世界で生きているのだ。

夢はいつの日か、きっと叶えるもの。

僕にはまだ夢がある。

だから明日もその夢のために精一杯生きようと思う。