「チャイを1杯飲もう」
何年か前にトルコで現地の人に嫌というほど、こう声をかけられた経験がある。(残念ながら声をかけてきたのは全員男)
記憶が確かなら、あの時はイスタンブールに約10日ほど滞在したと思う。
毎日、意味もなく、町中を歩き回り、川沿いでおっちゃんが売っているサバサンドを食べ、チャイハネでチャイを飲んだ。
この街は、世界遺産?のブルーモスクや巨大なマーケットがあることで有名だが、特にこれといって憶えておらず、記憶に残っているといえば、この声をかけてくるしつこい男どもくらいである。
何年か前にトルコで現地の人に嫌というほど、こう声をかけられた経験がある。(残念ながら声をかけてきたのは全員男)
記憶が確かなら、あの時はイスタンブールに約10日ほど滞在したと思う。
毎日、意味もなく、町中を歩き回り、川沿いでおっちゃんが売っているサバサンドを食べ、チャイハネでチャイを飲んだ。
この街は、世界遺産?のブルーモスクや巨大なマーケットがあることで有名だが、特にこれといって憶えておらず、記憶に残っているといえば、この声をかけてくるしつこい男どもくらいである。
当時はあまりにしつこすぎて怒りを覚えたため、殺気立ちながら街中を歩き回っていた。
だが、それが絨毯や陶器を売るためではなく、彼らはただ日本人と話がしたいのだということを知ったのは、最終日。
次の国へ行くために空港へ向かう前、ランドリーに立ち寄った。乾燥機を回している間、僕は椅子に座って待っていた。
この時、少し風邪気味で何度か咳をしていたら、店主が「はちみつ入りだから体が温まる」と一言添えて1杯のチャイを持ってきてくれた。
彼とは2日に1度は顔を合わせており、挨拶程度しかしなかったが実は福島県郡山市に住んでいたことがあるようで、日本語堪能だった。
この数日間、話しかけてくるトルコ人に対して嫌気がさしていたが、最終日の彼との出会いのおかげでトルコがちょっと好きになった。
当時はFacebookなどなかったのでお互いメモ用紙の切れ端に名前とメールアドレスを書いて交換した。
その後、連絡を取り合うことはなかったが、今となっては1杯のチャイがきっかけでできた素敵な思い出である。
今日、カフェで久しぶりにチャイを注文し、このことを思い出した。
ここ最近、仕事はもっぱらオフィスでやるようにしていた。
なので、久しぶりにカフェで1人になって自分と向き合い、考えた。
最近、目まぐるしく変わりはじめている。
良いことや悪いことも、寂しいことや嬉しいことも、黙っていてもいろんな情報が入ってくる。
時がどんどん目の前を過ぎ去ってゆく中、多少の焦りはあった。
だけど、この1杯のチャイを飲んで頭の中を巡らせているうちにたどり着いたのは「真実はいつも自分の心が決める」ということ。
どんなことがあっても自分の心に嘘をつかず、自分自身の感覚を信じて突き進みたい
だが、それが絨毯や陶器を売るためではなく、彼らはただ日本人と話がしたいのだということを知ったのは、最終日。
次の国へ行くために空港へ向かう前、ランドリーに立ち寄った。乾燥機を回している間、僕は椅子に座って待っていた。
この時、少し風邪気味で何度か咳をしていたら、店主が「はちみつ入りだから体が温まる」と一言添えて1杯のチャイを持ってきてくれた。
彼とは2日に1度は顔を合わせており、挨拶程度しかしなかったが実は福島県郡山市に住んでいたことがあるようで、日本語堪能だった。
この数日間、話しかけてくるトルコ人に対して嫌気がさしていたが、最終日の彼との出会いのおかげでトルコがちょっと好きになった。
当時はFacebookなどなかったのでお互いメモ用紙の切れ端に名前とメールアドレスを書いて交換した。
その後、連絡を取り合うことはなかったが、今となっては1杯のチャイがきっかけでできた素敵な思い出である。
今日、カフェで久しぶりにチャイを注文し、このことを思い出した。
ここ最近、仕事はもっぱらオフィスでやるようにしていた。
なので、久しぶりにカフェで1人になって自分と向き合い、考えた。
最近、目まぐるしく変わりはじめている。
良いことや悪いことも、寂しいことや嬉しいことも、黙っていてもいろんな情報が入ってくる。
時がどんどん目の前を過ぎ去ってゆく中、多少の焦りはあった。
だけど、この1杯のチャイを飲んで頭の中を巡らせているうちにたどり着いたのは「真実はいつも自分の心が決める」ということ。
どんなことがあっても自分の心に嘘をつかず、自分自身の感覚を信じて突き進みたい
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