今日は3月11日
震災から6年が経とうとしている。

日本では今年もサッカー仲間が東北のことを思い、様々なイベントを開催しているのをSNSを通して知った。

彼らの実行力と継続力は本当に素晴らしい。
あの時、感じた思いが今も彼らを動かしている。





僕はというと、今年もカンボジアでこの日を迎えることになった。

昨年は日本人のサッカー仲間がチャリティフットサルを開催してくれて、みんなの離れていても強い気持ちと絆を感じた。
Footrip 2016/3/12 「5年前の記憶」




さて、今年はどうか?

去年は5年という気切りの年(一般的には)だったのでカンボジアでも様々なイベントが開催された。

今年はそういったイベントは皆無、日本人同士の中でも話題すら出てこない。

徐々に忘れられているのが本当に悲しい。



毎年この日が近づいてくる度に落ち着かない気持ちになり、誰も何もしないなら自分でやるしかない。

小規模ではあるが、オフィスの2階のカフェで被災地の写真を展示した。(今日まで)



また、カンボジア人にも知ってもらおうということで雑誌に東北の大漁旗の記事をクメール語版で書いた。
image





震災直後、サッカー仲間とともに何ができるかを考えて月に何度も東北に行っていた。

任務終了する度に東京の終電に間に合わせるために時間がないのはわかってはいるものの、みんなで別れを悲しみ、感じたあの頃、本当に生きている感じがした。


現在は、あの時のように頻繁に宮城には帰れないが、思いは変わってない。



今日唯一できるとすれば、ベガルタ仙台の試合があるので画面越しに応援することくらい。

今日は1年の中で最も重要な日。

必ず勝利し、人々を笑顔にしてもらいたい。
t02200165_0640048011182736629