かなり久しぶりのblog更新。

今、ネパールの首都カトマンズにいます。

2015年からカンボジアに引っ越し、仕事していましたが、この度退職し、世界中のサッカーを求めて再度、世界一周の旅に出ました。













というのは冗談で、カンボジアの正月休みを利用して2日間だけカトマンズを訪れている感じ。(+往復共にKUL泊)


海外は年末年始に深セン・香港に行ったっきり、今年は今までずっと仕事漬け(好きな事を仕事にできてるので苦ではないと決めていたので、今回の休み はパソコンを自宅に置いて出発





クアラルンプールの空港直結のホテルで一泊し、翌朝ネパールへ。

行きのフライトでヒマラヤ山脈?らしき、山が見えて感動したかったが直後に機体が揺れに揺れたので先日着陸失敗事故が脳裏をよぎり、心配になり、なんとか 無事に着いてくれと願う記憶しか残らなかった。
※写真はなんとなく撮ったヒマラヤ?


無事に何事もなく、空港到着。
気温は26度くらいと思ってたよりも暑い。
 

VISA手続きで戸惑い、多少時間を食ったが、ホテルの迎えを呼んでいたこともあり、タクシードライバー達との戦争に巻き込まれることも回避し、なんなくホテルに到着。


ちなみに訪れてみて知ったが実はネパールもお正月期間だった。
新年は2075年だそうだ。

カトマンズの街中はというと砂埃が舞いまくり!
予想以上の環境で常にマスクとサングラスをしながら街散策。




オシャレなバーやカフェが立ち並ぶ空間もあり。 


 

昔、バンコクのゲストハウスでバイヤーから『カトマンズの雑貨は最高だ』と聞き、心が踊った。

カトマンズに行けば、東南アジアでは決して手に入らない何かが手に入るかもしれないと迷信のように信じていた部分があった。

しかし時代は変わり、当時僕が想像していたカトマンズはもうそこにはなかった。



土産物店に関しては歩き始めて1時間も経つと、どこの店もだいたい同じものしか売っていないことに気づいた。
(最近仕事柄、いろんなお土産を見る機会が多く、ある程度予想はしていたのでそれほどショックはなかったのだが)


これはこの10数年でカトマンズという街で売っているものが劇的に変わったというのではなく、この期間に僕自身が様々なことを経験したことで目が肥えてしまい、さらにインターネットの進化により、入ってくる情報量も増え、見方・捉え方が変わってしまったのだ。


僕は旅に対し、あの頃の何を見ても輝いて見えたあの感覚を今でも潜在的に探し求めているのだと思う。

だが、新しい場所に行っても知識と経験がそれを遮り、もう味わうことができない。 
わかってはいるが、少し複雑な気持ちになる。 



とはいえ、カトマンズという世界中から旅人が集まる街に身を置いて、久しぶりに旅人気分になり、普段の仕事オンリーの心が浄化された。

やはりバランスは大事だな。