Footrip フットリップ ~世界中のFootballを見に行こう~

Footrip(フットリップ)では、世界中で自分自身が感じたことを中心にできるだけ素直に描いていきたい。 ※2015年より2シーズン、東南アジアの某フットボールクラブの広報でした。 2017年より現地の日系メディアに所属し、東南アジアの情報を発信予定。専門はASEANはじめ、アジアフットボール関連なのでアジアで活躍する日本人サッカー選手達を中心に紹介予定。 アジアフットボールや旅行の相談、取材、執筆依頼等はお気軽にMessageくださいませ。

タグ:お土産

9月初め、カンボジアの農村を子供たちをサッカーを通じて定期的に支援している学生団体World Futがプノンペンでイベントを開催。

カンボジアには以前から日本はじめ、世界中からボランティア団体が子供たちを中心に支援活動を行っている。昨年も関西の学生団体CUEとともにコンポンチャムの学校のグラウンド建設の記念イベントに参加。


そんな中、World Futはカンボジアのプレイベン州スマン村の子供たちの夢実現のために日々奮闘している。
1560751_10152173242278834_1545387838_n



今回はカンボジアサッカー協会の全面協力のもと、オリンピックスタジアムで『Dream Challenge Club』というサッカー大会を開催し、参加者はスマオン村から子供たち36名、保護者・先生など約90名、プレイベンの他地域の村から45名を招待。子供たちの憧れであるカンボジアサッカーの聖地オリンピックスタジアムでの試合に子供たちは大興奮だった様子。彼らにとっては忘れられない1日となっただろう。
14316859_656170754550374_8348377322867623259_n




続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

昨年、9月に埼玉スタジアムで行われた日本代表vsカンボジア代表戦以来、久しぶりに日本国内のメディアで写真を掲載してもらいました。


掲載されたのは東南アジアのいまがわかる情報サイト"TRIPPING"
tripping



続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

いつもの行きつけのカフェで楽しそうな団体を横目に今夜も一人で夕飯。

何やら今夜はここのカフェを訪れた中で過去最大級の団体客の予約が入っており、パーティのようだ。



image









ここのカフェはもともと、去年同じチームだった選手に教えてもらった。

現在、僕が暮らしているプノンペン市内にはチェーン店を中心にカフェが多く存在する。

引っ越してきた当初は、「カフェが多いのはかつての宗主国・フランスの名残りなのだろう」と勝手に思っていた。


だが、よく考えてみたら東京でもバンコクでもクアラルンプールでも国の主要都市ならどこでもカフェが乱立している。


数年前にこんな本を読んだ。



昭和の時代、高度経済成長期の時期、日本人は働いて働いて働いた。

そんな生活に疲れたサラリーマンが脱サラをして喫茶店を経営しはじめた。

理由はメニューも少なく、起業するのに簡単だからである。

やがて街中は同じような喫茶店だらけで溢れかえった。


続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

プノンペンのような排気ガスを気にせず、吸うことができる澄んだ空気

観光客に慣れ、英語で冗談を言ってくる陽気な人々

目に入ってくる建造物すべてが真新しく、そのどれもが洗練されているように感じる





今、シェムリアップに来ている。

この町ほど、毎回来る度に大きな変化を感じることができる町はない。

僕がはじめてこの地を訪れたのが11年前。

当時、町中にはピッピー向けの安レストランばかりで観光客はアンコールワットか地雷など皆同じデザインのTシャツとタイパンツを身にまとい、コンビニエンスストアはスターマートが1件あるだけだった。



だが、今はどうだろう。

観光客のお土産を買う場所はオールドマーケットしかなかったが、周辺には大型のマーケットが増え、バフストリートには観光客向けのきれいなレストランやバー、さらには日本料理店も多い。
image


東アジアからの就航便も増え、日本、韓国、中国から多くのツアー客が増え、日本では毎年、「訪れてみたい海外の観光地ランキング」の上位に選ばれている。



シェムリアップは、昨年カンボジアに移住してから一度訪れたが、この時は宿とアンコールワット遺跡群の往復のみで実際に町中を散策する時間なかった。

今回は2013年1月以来、約3年ぶりに町を散策できた。




この町でシェムリアップで気になることがひとつある。


それは「スタジアム」だ。


僕が初めてこの地を訪れた2005年当時は、キリングフィールドの前にスタジアムと呼んでいいのかわからないほどの小さなサッカー場があった。

スタンドはコンクリートでできたメインスタンドのみで、現地の人たちが集まって試合をしており、多い時は2,300人の観客がいた記憶がある。(ほとんどの人は試合に賭けていた)

このスタジアムだが、数年前に取り壊され、地元の人たちは一体どこでサッカーの試合をしているのか不思議に思っていた。

時間をおいて、何度もインターネットで検索しても見つからなかった。


続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



「昨年の開幕前夜、僕たちは希望に満ち溢れていた」





開幕を翌日に控えた2月18日夜、去年の開幕前のことを思い出した。

その時、まず真っ先に浮かんできたのがスタッフの翔吾が言ったこの言葉だった。



昨年のリーグ開幕戦、当日になってもスタジアムは完成しておらず、果たしてお客さんは来てくれるのだろうか、どうすれば観客は盛り上がってくれるのか、何もかもが不透明なまま開幕当日を迎えた。

この先、どうなるのか全く想像もつかなかったし、不安だった。


だが、そんな不安以上にこぼれ落ちるくらいの希望で胸がいっぱいだったのは今でも覚えている。







その気持ちは、2シーズン目を迎えた今年も同じだった。


試合前夜、仲の良い仲間で一緒に夕飯を食べ、明日の試合についてそれぞれの思いを話す。 

ある選手が開幕戦が楽しみで仕方がないと話していた。

彼は昨年、カンボジア国内の他クラブでプレーしており、いわゆる「敵」ではあったが、私生活では仲が良く、シーズン終了後に一度日本へ 戻るも僕たちのことが忘れられず、またカンボジアでの生活を求めて戻ってきていた。

そして、まさかの同じチームになるとは思いもしなかった。

彼に加え、今年も同じ仲間と一緒に開幕戦を迎えることができて本当に嬉しかった。



続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ