Footrip フットリップ ~世界中のFootballを見に行こう~

Footrip(フットリップ)では、世界中で自分自身が感じたことを中心にできるだけ素直に描いていきたい。 ※2015年より2シーズン、東南アジアの某フットボールクラブの広報でした。 2017年より現地の日系メディアに所属し、東南アジアの情報を発信予定。専門はASEANはじめ、アジアフットボール関連なのでアジアで活躍する日本人サッカー選手達を中心に紹介予定。 アジアフットボールや旅行の相談、取材、執筆依頼等はお気軽にMessageくださいませ。

タグ:ベガルタ仙台

今日は3月11日
震災から6年が経とうとしている。

日本では今年もサッカー仲間が東北のことを思い、様々なイベントを開催しているのをSNSを通して知った。

彼らの実行力と継続力は本当に素晴らしい。
あの時、感じた思いが今も彼らを動かしている。





僕はというと、今年もカンボジアでこの日を迎えることになった。

昨年は日本人のサッカー仲間がチャリティフットサルを開催してくれて、みんなの離れていても強い気持ちと絆を感じた。
Footrip 2016/3/12 「5年前の記憶」




さて、今年はどうか?

去年は5年という気切りの年(一般的には)だったのでカンボジアでも様々なイベントが開催された。

今年はそういったイベントは皆無、日本人同士の中でも話題すら出てこない。

徐々に忘れられているのが本当に悲しい。続きを読む
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8/3

プノンペンで開催されているU-16ASEAN選手権。

ホスト国を務めるU-16カンボジア代表の3試合目の対戦相手は、U-16シンガポール代表。
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カンボジアの年代別代表が公式戦でシンガポール代表と対戦するのはは今年、3度目である。

U-23代表が出場したSEA GAMES(東南アジア版オリンピック)では1-3、ワールドカップ予選で史上初めて2次予選に進出したA代表は0-4とどちらも完敗を喫した。

カンボジアにとってシンガポールは東南アジアの中でも高い壁なのである。

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7/27、U-16 ASEAN選手権がプノンペンで開幕した。

そして、昨日はホスト国であるU-16カンボジア代表の初戦だった。

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<一時帰国中>

先週末、故郷・宮城へ行ってきました。


土曜日はJ1・ベガルタ仙台vsサンフレッチェ広島戦を観戦。
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日曜日はFリーグ・ヴォスクオーレ仙台vs名古屋オーシャンズ戦を観戦。
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そして、仙台でキャンプ中のU-15カンボジア代表のトレーニングマッチを観戦しました。
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U-15カンボジア代表監督は、元ベガルタ仙台アカデミーコーチの壱岐友輔氏。

前回、プノンペンでお会いして以来、2週間ぶりの再会。

日本でもカンボジアにいた時のように変わらず情熱的で、うまくチームをマネージメントしているその姿は、僕がこれまで見てきた指導者の方々とは一味も二味も違う。

例えるなら大航海時代の船長のような佇まいといったところか。



そんな素晴らしい監督に支えられているU-15カンボジア代表は地元の強豪・利府高校相手に1-1の引き分けと健闘した。

日本の暑さをもろともせずピッチ上で躍動していたカンボジアの選手たち。月末にプノンペンで行われるASEAN選手権での活躍に期待がかかる。
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思いがけない再会と新しい出会いも多く、本当に充実した2日間でした。






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先週末は、長野県へFootrip。

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今回はワールドカップ後初めて、いつものサッカー仲間との旅だったこともあり、数日前から本当に楽しみだった。


今回の目的ももちろんサッカー観戦。

・土曜日:J1松本山雅FC対ベガルタ仙台
・日曜日:J3長野パルセイロ対レノファ山口

長野を代表する偉大な2クラブの試合観戦だ。




信州の山々に囲まれた松本山雅のホーム・アルウィンを訪れるのは、2013年のJ2リーグ最終戦以来、1年半ぶりになる。
2013松本山雅

ゴール裏もメインもバックスタンドも一体感になって応援する雰囲気はもちろんのこと、アウェイサポーターをおもてなしするあのホスピタリティにとても好感を持ったと記憶している。 ※前回の観戦の様子はこちら

あの時感じた素晴らしい雰囲気は、その後どのように成長しているのだろうか気になるところである。





一方、今季の仙台の試合は既に湘南戦、マリノス戦と2試合スタジアムで観戦した。

しかし正直、僕の中で仙台への気持ちがあまり盛り上がれずにいる。

勝ち負けや試合内容云々が理由ではない。

レベルやカテゴリーも関係ない。

求めているのはただひとつ

2年前のACLアウェイで感じたあの「どアウェイ感」を味わいたいのだ。


特に中国・南京での江蘇舜天戦では、僕らが乗ったサポーターバスは厳戒警備の中、公安に先導されながらスタジアム入りし、試合中は目をレーザービームで狙われ怒り、帰り道は何が起きるかわからない恐怖に怯えながらホテルに帰ったのを今でも覚えている。
こうそしゅんてん


「死ぬか生きるかの戦い」というとちょっと大げさな気もするが、日本で試合観戦するよりは確実に死に近かった。

平和な日本に住んでいる私たちにとって「死に近い経験」というのは普段なかなか経験できない。

それが海外に行くとより死を身近に感じるので、より記憶に残り、それが一種の麻薬のようなものになって結果、何度も海外に行くようになる。

そして、人間は一度そのような経験をしてしまうと、それ以上のものを求めてしまうのである。




しかし残念ながら日本国内でそれを感じる事ができる場所はまずないだろう。

国内の主要スタジアムのほとんどはもう既に訪れたことがあるので、どこがどのような雰囲気かというのはだいたい想像がついてしまう。よって、新たな感動もほぼない。


だが、その中でもアルウィンは、他のそれとはちょった違った独特の雰囲気があり、いつかの日かアウェイのサポーターとして行ってみたいとひそかに思っていた。



そして今回、松本山雅がJ1に昇格したことで仙台サポーターとして敵地アルウィンへ乗り込むことが実現した。





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