Footrip フットリップ ~世界中のFootballを見に行こう~

Footrip(フットリップ)では、世界中で自分自身が感じたことを中心にできるだけ素直に描いていきたい。 ※2015年より2シーズン、東南アジアの某フットボールクラブの広報でした。 2017年より現地の日系メディアに所属し、東南アジアの情報を発信予定。専門はASEANはじめ、アジアフットボール関連なのでアジアで活躍する日本人サッカー選手達を中心に紹介予定。 アジアフットボールや旅行の相談、取材、執筆依頼等はお気軽にMessageくださいませ。

タグ:ホテル

プノンペンのような排気ガスを気にせず、吸うことができる澄んだ空気

観光客に慣れ、英語で冗談を言ってくる陽気な人々

目に入ってくる建造物すべてが真新しく、そのどれもが洗練されているように感じる





今、シェムリアップに来ている。

この町ほど、毎回来る度に大きな変化を感じることができる町はない。

僕がはじめてこの地を訪れたのが11年前。

当時、町中にはピッピー向けの安レストランばかりで観光客はアンコールワットか地雷など皆同じデザインのTシャツとタイパンツを身にまとい、コンビニエンスストアはスターマートが1件あるだけだった。



だが、今はどうだろう。

観光客のお土産を買う場所はオールドマーケットしかなかったが、周辺には大型のマーケットが増え、バフストリートには観光客向けのきれいなレストランやバー、さらには日本料理店も多い。
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東アジアからの就航便も増え、日本、韓国、中国から多くのツアー客が増え、日本では毎年、「訪れてみたい海外の観光地ランキング」の上位に選ばれている。



シェムリアップは、昨年カンボジアに移住してから一度訪れたが、この時は宿とアンコールワット遺跡群の往復のみで実際に町中を散策する時間なかった。

今回は2013年1月以来、約3年ぶりに町を散策できた。




この町でシェムリアップで気になることがひとつある。


それは「スタジアム」だ。


僕が初めてこの地を訪れた2005年当時は、キリングフィールドの前にスタジアムと呼んでいいのかわからないほどの小さなサッカー場があった。

スタンドはコンクリートでできたメインスタンドのみで、現地の人たちが集まって試合をしており、多い時は2,300人の観客がいた記憶がある。(ほとんどの人は試合に賭けていた)

このスタジアムだが、数年前に取り壊され、地元の人たちは一体どこでサッカーの試合をしているのか不思議に思っていた。

時間をおいて、何度もインターネットで検索しても見つからなかった。


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ついにこの日がやってきた。

メトフォンカンボジアリーグ最終節   
ナショナルポリス - カンボジアンタイガーFC

前節終了時点でプレーオフ圏内の4位につけ るカンボジアンタイガーFC。

最終戦の相手は5位ナショナルポリスとの直接対決。
 






















両チームの勝ち点差はわずかに2。ともプレーオフ進出 のためには絶対に負けられない戦いとなった。



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今月開幕したメトフォンカンボジアリーグ2015は早くも第5節を迎えた。


今節の相手はキリボンというクラブ。
Kirivong-Sok-Sen-Chey

前節、強豪ボンケットに2-12の記録的大敗するなど、下位に低迷しているクラブ。

だが、何が起こるかわからないのがカンボジアリーグ。

油断は禁物である。


試合会場は、通称「Bati」と呼ばれるU-15カンボジア代表などが使用している日本でいうJヴィレッジのような施設だった。

バスで1時間かけてBatiに到着。

プノンペンではスコールが降っていたようだが、ここはまだなんとか持ちこたえているといったところか。
でも、雲行きが少し怪しい・・・・・・
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結局、試合開始と同時に降ってきたらしい。




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鼻をつく排気ガスとガソリンの臭い

砂埃で目を開けていられない

四方八方で鳴るバイクやトゥクトゥクのクラクション

地面の歪みでバイクが揺れ、その度に後ろに乗っている僕の体に衝撃が走る。


僕はカンボジアの首都プノンペンにやって来た。

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プノンペンは近年、急速に発展し、注目されている。

しかし、この交通渋滞を見る限り、この国にはもはや秩序などほぼ存在しないのではないかと思ってしまう。


そんな混沌とした空気の中、バイクの波をかき分け進んでいくと突如、目の前に建設中のビルが現れた。

何日か前、地上数十メートルでの作業中に器材が落下して通行人に直撃し、死者が出たらしい。

こっちでは、こういったたぐいの話はよく聞く。

僕も10年前、街を歩いていると突然、植木鉢が落ちてきて危うくぶつかりそうになったことがある。


海外いると日本で生活しているより「死」との距離はずっと近くなる。

さらにこの国の場合、タイなど周辺国よりも、はるかに「死」との距離は近く、常に隣り合わせにあると感じる。

その分、五感が敏感になり、それが何年経っても人々の記憶として残る。



そんな大きなビルを横切ると目の前に巨大なスタジアムが見えた。

古びた隣の体育館を併設するその姿は何十年も前に描かれた巨大な飛行船のようだ。

このプノンペン・オリンピックスタジアムは、ほんの数年前までプノンペン市内で最も大きな建造物の一つだった。
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そして今年、これまで石畳のようだったメインスタンドに座席を設け、ピッチを人工芝に張替えるなど改修工事を行ない、生まれ変わった。


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<過去の海外サッカー観戦記事まとめ>

第9弾は、2012年10月の「日本代表欧州遠征 vsブラジル代表 inポーランド編」

ブラジル戦


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