Footrip フットリップ ~世界中のFootballを見に行こう~

Footrip(フットリップ)では、世界中で自分自身が感じたことを中心にできるだけ素直に描いていきたい。 ※2015年より2シーズン、東南アジアの某フットボールクラブの広報でした。 2017年より現地の日系メディアに所属し、東南アジアの情報を発信予定。専門はASEANはじめ、アジアフットボール関連なのでアジアで活躍する日本人サッカー選手達を中心に紹介予定。 アジアフットボールや旅行の相談、取材、執筆依頼等はお気軽にMessageくださいませ。

タグ:仙台

<一時帰国中>

先週末、故郷・宮城へ行ってきました。


土曜日はJ1・ベガルタ仙台vsサンフレッチェ広島戦を観戦。
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日曜日はFリーグ・ヴォスクオーレ仙台vs名古屋オーシャンズ戦を観戦。
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そして、仙台でキャンプ中のU-15カンボジア代表のトレーニングマッチを観戦しました。
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U-15カンボジア代表監督は、元ベガルタ仙台アカデミーコーチの壱岐友輔氏。

前回、プノンペンでお会いして以来、2週間ぶりの再会。

日本でもカンボジアにいた時のように変わらず情熱的で、うまくチームをマネージメントしているその姿は、僕がこれまで見てきた指導者の方々とは一味も二味も違う。

例えるなら大航海時代の船長のような佇まいといったところか。



そんな素晴らしい監督に支えられているU-15カンボジア代表は地元の強豪・利府高校相手に1-1の引き分けと健闘した。

日本の暑さをもろともせずピッチ上で躍動していたカンボジアの選手たち。月末にプノンペンで行われるASEAN選手権での活躍に期待がかかる。
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思いがけない再会と新しい出会いも多く、本当に充実した2日間でした。






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昨年、ラオスの片田舎で1人のサッカー選手と知り合った。



決して古くはないのだが、メンテナンスが行き届いていない為、貧相に見えるスタジアム。

スタンドにいるのは暇つぶしのために来ている数十人の現地人のみ。


ピッチの所々に生えて、膝のあたりまで達した雑草がドリブルの邪魔をする。

バウンドすると、気ままに飛んでいってしまうボール。

前線で起点となって見方にパスを出し続けるが、再び戻ってくることはほとんどない。

もがくように遠目から何度もミドルを打つ。

しかし、ゴールネットが揺れることはなかった。



試合後、「せっかく来てくれたのでゴールをプレゼントしたかったけど、決められなかった。ごめん。」と申し訳なさそうに言われた。

僕の中で彼は、メッシや本田圭佑など世界中のどんな有名選手よりもスーパースターだった。

あの時、僕達に対してそんな言葉を言ってくれたことに拍子抜けし、うまく話せなかったことを覚えている。

でも、僕は彼のことがもっと好きになった。


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その選手の名は、伊藤壇選手(39歳)。


アジアの国々にこだわり続け、現在まで18ものアジアの国でプレーしてきた伝説の選手だ。



先日、18ヶ国目であるブータンでのプレーを終えて日本に帰国。



そして来週14日、宮城県で伊藤壇選手のサッカー教室&トークショーを仙台で開催される。




※当時の様子はこちら→2014年7月~アジアの渡り鳥・伊藤壇選手に会いにラオスの秘境へ行く~

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宮城県沿岸の牡鹿半島。
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約10年ほど前の合併で現在は石巻市になったが、かつては捕鯨基地として有名だった旧牡鹿町。


2011年3月の震災直後、石巻市内の市街地は日本国内だけでなく、世界中から支援が届いた。



しかし、石巻市内中心部から車で1時間以上かかるこの牡鹿半島にはほとんど支援の手は届かなかった。


僕らが知ったのは震災から3ヶ月後の2011年7月。
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他の場所と比べてもほとんど復興は進んでいなかった。







だが、ここから僕たちと牡鹿半島との交流が始まった。


最初は炊き出しや芋煮会から始まり、お母さん達にカーネーションを届けたり、子供達へクリスマスプレゼント届け隊など様々な支援活動を行なってきた。

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中でもプロ選手を招いてフットサル教室チャリティマッチや東京観光ツアー、ベガルタ仙台戦日本代表観戦バスツアーなど、サッカーを通して子供達への支援を数多く実現してきた。
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これは世界中のサッカーファミリーの協力のおかげで実現することができました。

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。







そして現在、牡鹿半島の子供たちをブラジルワールドカップへ招待する “Smile for Nippon”プロジェクトの協賛を募集しており、昨日 ブラジルの人気情報サイト『MEGA★BRASIL』にて活動を紹介していただきました。

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また、僕たちのこと以外にもブラジルの治安状況やデモスタジアム問題などブラジル国内の今、HOTな情報がたくさん載っています。


ブラジルワールドカップを現地で楽しむ人も、日本国内で楽しむ人もブラジルのことを少しでも知っていると、ワールドカップの楽しみ方がより一層増えるはず。


今後も『MEGA★BRASIL』から目が離せません。


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